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ネットショップ・通信販売・EC開設の心構え

始める前に知っておきたい、ネットショップ開設の心構え

これからネットショップを始めたいと考えている方に知っておいてもらいたい、ショップオーナーの心構え、売れるショップ売れないショップの差を簡単にご紹介します。ネットショップを始める前に、ネットショップのデザインをご依頼する前に是非ご一読ください。

 

ネットショップは本当に簡単に儲かるのか?

ネットショップに興味がある方は「ネットショップって簡単に儲かるのか?」と疑問に思ったことがあるのではないでしょうか?

たまに「ネットショップで年商○○!」といった怪しい広告やスパムメールを見て、夢を抱く方も多いのではないでしょうか?しかし、そんな簡単に儲かりませんよ。ネットショップの開設自体は色々なサービスをレンタルしたり、デザインなどはちょっと知っている程度の人やアルバイトの人へ頼んでしまえばいいのですから、そんなに難しいことではありません。(そうはいっても、手間は多いです)

しかし、開設してすぐに儲かるということはありませんし、卸や小売りのプロでもない限り、経験やノウハウを集積するまでに、それなりのお金と時間をかける必要があります。ホームページやSNS同様にネットショップも猫も杓子も開設している中で、集客し売り上げるには、生き残るには、甘くはない現実があります。(個人ユースや趣味なら話は別ですが)

 

マーケティングを知る

楽天市場Yahoo!ショッピングなどのショッピングモールにネットショップを出せば売れる!は大間違い。もしそんな甘い考えを持っていたのならすぐに捨てちゃいましょう。

売れるネットショップに育てるために一番大切なのはマーケティングです。ネットショップは、実店舗がないだけで、商売=ビジネスに変わりありません。マーケティングの専門知識をもってやらなければ、売れない・儲からないというオーナーの自己満足で作ったショップ状態になってしまいます。

ネットショップさえ作れば売れる、なんてほど易しくはありません。物が売れるのには仕組みや仕掛けが必ずあるのです。

 

ショップコンセプトを立てる

ネットショップのコンセプトは、ショップのビジネスの範囲を表現するものであり、「何を」「誰に」「どのように」売るかという3本の柱です。

このショップコンセプトが決まっていないと、どのようなネットショップにしたいのかが決まりません。コンセプトはお店の根幹になるものなので、全体のデザインはもちろん、カラー、ロゴマーク、説明書きのニュアンスなど、すべてに影響するからです。明確なコンセプトが見えてこないと、リピーターのお客様を獲得することも難しくなってしまいます。

 

商品力を付ける

商品力がないと、宣伝や広告に頼って商品を売ることになります。商品に魅力がないのに広告ばかり派手にしていたらただの見かけ倒し状態です。それでは、一度買い物をしてくれたお客さんがもう一度買ってくれることもないし、商品は売れないのに広告費だけがかかってしまう・・・。そんなネットショップになってしまうかもしれません。

商品の魅力をアピールする文章や写真も商品の価値を左右します。ですが、写真が上手く撮れない、商品をもっとアピールしたいけど、上手くいかないという方には「スチール&ビデオ攻略セミナー」がおすすめです。

デジカメの基本操作から、商品撮影テクニック、売れてるショップの商品レイアウト、売れる商品ページ作成の考え方など、すぐに活かせるノウハウがマスターできる講座です!

リピーターを作る努力をする

ネットショップで商品を購入したからといって、その後も何度も購入してもらえるという保証はどこにもありません。

時々ネットショップを覗いてもらえる、購入してもらえるよう、常に「リピーターのお客様」を作る努力を怠らないようにしましょう。例えば、定期的なメルマガ(メールマガジン)だったり、ブログやSNSなどで商品の紹介や告知をするなどです。

 

店長(人)が店を作る

ネットショップは対人販売ではないので、従業員の愛想の良さ、接客は関係ないと思っていませんか?

ネットショップでも、店長がいること、正しい接客ができること、そしてそれをサポートする従業員やスタッフがいること。そしてネットショップを運営している店長自身にやる気があること。それがないとネットショップで売り上げを伸ばすことは難しいでしょう。どこでそれが伝わるのか、それはブログだったり、Twitterだったり、メルマガだったり色々あります。

特にTwitterやブログは利用人口も多く、企業でも取り入れているところが増えています。直接お客様と顔を合わせないネットショップだからこそ、そういった部分でのアピールが重要になってきます。

ただ商品の紹介をしたり、個人的な日記ではだれも見てくれません。見てもらう工夫が必要になります。SNS攻略セミナーでは、お店のファンを増やす、SNSをフル活用した集客法を学べます。SNSでの集客を考えている方は受講してみてはいかがでしょうか?すでに活用されている方も新たな利用法が見つかるでしょう。

買いたい!と思わせるネットショップにする

まずは、ネットショップのサイト自体をきちんと作りましょう。ネットショップのデザインが素人丸出しでダサイのはダメです。同じ商品を同じ価格で売っていても、サイトのデザインが微妙なショップと、使いやすくデザインされたショップなら、どちらで購入しますか?

あまりにもデザインが良くないと、いくら商品の説明や写真が良くても、ちょっと信頼にかけてしまいますよね。あなたがこう感じるように、あなたのネットショップを訪れるお客様は様々なネットショップで商品や価格を比較してどこで購入するかを決めます。

素人っぽいデザインだと商品にも期待が持てなくなってしまうので、お客様が期待できる、ここで買いたいと思わせるデザインが必要になります。さらに、お客様が安心してお買物ができるシステム(買い物の仕方や返品、補償などの説明など)も必要です。

とはいっても、まったくデザインなんてしたことがない人の方がほとんどでしょうし、1、2時間頑張ってできるものでもありません。そんな方は、デザインを外注してはどうでしょうか?自分で一から勉強していくよりも、お金は多少かかりますが、質の良いデザインにすることができます。

ネットショップのデザインなら、デザインキャビンアテンダントというビジネスユーザー向けのサービスがあります。

業界最大規模のデザインテンプレートの中から、業種に合ったデザインを選べます。同じテンプレートから制作してもプロのデザイナーがお客様のご要望に沿って、そのデザインを基にカスタマイズします。簡単にネットショップのデザインを完成させることができます。

また、商品の撮影ができるカメラマンや、デザイナーなど、ネットショップに必要なスタッフがいない、または初めてのネットショップや通販事業で何をどうしたらいいのか困っているという方には、プロのコンサルタントショップの開設からデザイン、運用まで全て丸投げできるサービスがあります。人出が足りないところはもちろん、より売り上げを伸ばしたいネットショップオーナー様におすすめです。

 

宣伝・広告(SEO対策)を行う

ショッピングモール出店の場合、もともとあるモールの集客力を利用することができますが、出店されているショップの数が多いので、その中でどう目立っていくかが勝負になります。

また、独自ショップの場合はゼロからの集客になるので、最初のうちは検索にも出てこない、なんてことも十分に考えられます。ネットショップの集客の場合、主には検索エンジン(GoogleやYahoo!など)キーワードを検索して、そこからの集客が重要になります。

検索しても、人が見るのはせいぜい1ページ目に表示された上位のページまでで、2ページ目、3ページ目と検索順位が低いほど集客は見込めなくなります。

そういった検索エンジンで上位に表示する対策を、SEO対策(検索エンジン最適化)といいます。これをきちんと行わないと集客するのは難しくなります。そのSEO対策も1日や2日で効果が出るものではありません。最低でも半年、効果が出るまでかかります。キーワードの選定をきちんと行い、広告していくことが必要です。GoogleYahoo!リスティング広告を効果的に活用するのも手ですね。

SEO対策の技術は、日進月歩で日々変化していきます。絶対にこれが正しい!という方法も、これで上位になる!という保証もありません。そういった意味では一番難しいところではあります。「SEO攻略セミナー」では、検索エンジンやポータルサイトの検索結果を上位に表示するための高度な専門技術を習得できます。

いたずらに資本をかけずに、無難にネットショップオーナーになるために

卸や小売りのプロでもない限り、実店舗を経営されていない限り、いきなり数百万円の初期費用を投下するような立派なネットショップは要りません。ネットショップ1年生(1年目)は、Yahoo!ショッピングYahoo!オークションなど維持費無料(固定費無料)、または最小限のシステム利用料やロイヤリティ(販売手数料)しかかからない、少額ネットショップサービスを提供しているショッピングモールへのご出店をお奨めします。

または無料~月額1万円未満の中では、Color Me Shop! proのように、個人や家族経営の会社などの出店が中心になっているショッピングモールもあります。半分ビジネス・半分趣味のような肩肘張らないショップやグループから始めるのも良いと思います。

そして、Yahoo!ショッピングYahoo!オークションで月商30万円を超えたら、その年から楽天市場Amazonへ参入し、本格的なビジネスモードへ発展するのが無理がなく、手痛い目にあわずに済みます。

山梨県内のお客様を見ていると、個人や家族経営の会社による楽天市場へ出店の場合、3年生存率は10%以下です。専任の担当者が複数名で運営する法人でも生き残りが厳しい中、昔のように趣味感覚やアルバイト感覚で簡単に売れる時代ではなくなりました。素人の真似事は通用しませんので、十分な準備と勉強、そしてショップオーナーとしての意識改革が必要と言えます。

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