TECHNIQUE
7.262013
複数ブログ・複数SNSを運営するときの注意点
複数ブログ・複数SNSを運営するとき、メリットとデメリットがある
複数ブログを運営のポイント
複数ブログの目的はSEO
ジャンルごとに複数のブログを運営するメリットは、ズバリSEO対策になるからです。検索エンジンからの集客は大きいです。ジャンルごとに細分化したブログを複数立ち上げることで、効率よくSEO対策をすることが可能です。
トマトの園芸方法を調べるのに、「野菜の園芸」よりも「トマト専門園芸」というブログの方が、専門性が高い=信用できるのと感じるからです。またブログを専門化することで、検索エンジンはブログの評価してくれる場合があります。
読者の信頼を得る為にも、有効なSEO対策をする為にも、最も重要なのは優良なコンテンツの作成です。
つまり、運営するブログは全てクオリティーの高いものであることが要求されるのです。
そこで今回はブログを複数運営することのメリット・デメリットや、注意しなくてはいけないことなどを紹介します。
複数ブログを運営されている方は以下のポイントに注意してください。
ブログを複数運営するメリット・デメリット
趣味でブログを複数運営するのであれば、自分の好きなテーマを色々考えながらブログを作っていけば良いのですが、ビジネスでブログを活用するのであれば、単純に好きなテーマだけで複数のブログを作っても意味がありません。
第一にネットビジネスにおいて、ブログを複数運営するのであれば、全てのブログが関連性を持ったテーマ、コンセプトでなければ意味がないのです。
そして、それぞれのブログ内容が密度の濃い、専門性が高いものを作ることが前提となります。
メリット
アクセスアップに繋がる
それぞれのブログにある程度の質が伴っていることが前提ですが、同じ数の記事を投稿する場合、1つのブログよりも複数のブログの方が検索エンジン経由のアクセス数が多くなります。
また、それぞれのブログ同士で関連記事を紹介することにより、そのリンク経由のアクセスアップも期待できます。
自然なSEOができる
ドメインが異なるサイトの関連記事の紹介という事なので、検索エンジンから見てもユーザから見ても外部リンクになます。
自然と各サイト同士でリンクが張り巡らされた状態になりますので、放っておいてもSEOが蓄積されていきます。
デメリット
複数ブログ運営で気を付けなければいけないことが、全てのブログが中途半端な状態になってしまいゴミ化するということです。
ネタ切れが起きてしまいどうしても更新頻度が落ちてしまうことがあります。また、ブログの数だけ記事を書かなくてはいけないので、時間もとられてしまいます。
複数に分ける場合でも、それぞれのブログを更新し続けなければ意味がありませんので、自分で更新できる範囲の数に抑えておくのが良いと思います。
全てのブログに対して100%の力を注げる状態でこそ、複数運営の効果を発揮できます。
ひとつのブログを生き残らせるのでも大変なのに、少々マメでパソコンやネットに明るい人が頑張ったところでそのブログひとつを育てあげることさえ叶いません。
例えば、3個のブログを運営するとして、それぞれ30%の力でトータル90%になってしまうようであれば、1つのブログに100%力を注いだ方が良いでしょう。
1つめのブログを成功させた人は、2つめ、3つめと始めていくべきです。
複数ブログ運営上の注意点
コピペはしない
例えば、AとB二つのブログを運営していた場合、Aに書いた記事をそのままBへコピー&ペーストはやってはいけません。
同じような内容は重複記事として認識されるため、検索エンジンには評価されないどころか、むしろマイナス評価になってしまいます。
また、定型文で始まって定型文で終わる、という記事の書き方もやめましょう。記事全文がコピペでなくても、毎回定型文を書いていると、これも重複コンテンツと検索エンジンにみなされてしまいます。
発リンクは1記事に1つ
記事に張るリンクはできるだけ1つに絞りましょう。
多くの発リンクを載せたからといってSEO上効果あがあるわけでもなく、ページランクを分散させてしまう恐れもあるので、必要最低限のリンクだけを張るようにしましょう。
複数ブログを作る場合には、全く異なる内容にするのが一般的です。
記事の一部を修正しただけではコピーサイトと判断されかねませんので、ユーザがどちらのブログも有益と思うような記事を書くのが基本です。
同ジャンルのブログを運営する場合は、それぞれにオリジナリティを出す
全く同じコピー記事でなくとも、似通ったブログになってしまうケースが多いと思います。
複数ブログを作る場合には、全く異なる内容にするのが一般的です。
記事の一部を修正しただけではコピーサイトと判断されかねませんので、ユーザがどちらのブログも有益と思うような記事を書くのが基本です。
仮に、「SEOブログ」と「SNS SEOブログ」という複数のブログを運営していたとして、どちらもSEOに関するブログなので当然内容が重複する部分もでてきますが、それぞれオリジナリティを出していくことが大切です。
ターゲットキーワードを変えた方が良い事も多い
同ジャンルのサイトを複数作る場合にはターゲットキーワードを変えた方が良いでしょう。
これは、サイト内にブログを設置する場合にも同じ事が言えるのですが、1つのキーワードで上位を独占しようとするのではなく、異なるキーワードでそれぞれ1位を狙うのが良いです。
キーワードを変えることで、リスクは小さくなりますし、自サイトがライバルサイトになる事もありません。他に狙うようなキーワードが無い場合は仕方がありませんが、変えられる場合は変えた方が良いでしょう。
例えば、ブログAでは「トマトソース」というキーワードに特化し、ブログBでは「フルーツトマト」というように、ターゲットキーワードを分けてコンテンツを作るならありです。
異なるキーワードでSEO対策する事で、それぞれのブログが上位を狙える、PV(ページビュー)を増やせます。
同じキーワードの場合、1位になれるサイトは1つだけなので、お互いがライバルになってしまう危険があります。
複数SNS運営時の注意点
SNSの運営を始める前に
「SEOのためにTwitter・Facebookを始める」といった本末転倒なことはやめましょう。TwitterはSEOのためのツールではありません。
影響力(オーソリティ)の高いアカウント、ブログであれば、SEOと考えることもできますが、一般市民のアカウントが大きな影響力持ったり、強力な技にすることは、まず非現実的です。
あくまでも個々のコミュニケーションツールであり、企業であればホームページやブログを補完するものだということを念頭に置いておいてください。
まず、ユーザとどんなコミュニケーションをとりたいのか、その上でTwitterやFacebookといったツールがどんな解決策になるのかといった、ソーシャルに向けたマーケティング戦略や目標を定めて下さい。
各SNSの役割・方向性を決める
運営を始める前に、各SNSの役割・方向性をしっかりと決めておきましょう。
TwitterやFacebookなど、複数のSNSを運用する場合、それぞれの役割・方向性を決めることが重要です。
例えば、ある芸能人のブログとFacebookを見に行ったとき、そちらにも全く同じ内容が書かれていたらがっかりしますよね?そういうことです。
どちらも同じような内容にならないよう、各SNSごとにテーマを決めて運営しましょう。
以下は一例ですが、TwitterやFacebookの運営を考えている方は参考になさってください。
Twitter
最もシンプルでアクティブユーザーも多いので、Twitter上で様々な情報や、時事関連のツイートをする。
Facebookページ
FacebookページはTwitterでは短すぎる内容や、写真を同時に見せたい記事を中心に掲載。
このようにそれぞれにきちんと役割を持たせてあげることで、複数運営の価値が出てきます。
外部サービスとの連携
FacebookではTwitterでのツイートをそのまま投稿できます。
また、ブログを運営しているのであれば、TwitterやFacebookと連携させましょう。
記事を投稿したら、その記事のURLを、Twitterが自動投稿して宣伝してくれます。
自分でツイートを投稿するのが手間だ、時間がないというのであれば、中途半端に使うよりは、単純にブログ更新のお知らせツールとして使用してもいいと思います。
Facebookやブログなどと連携させることで、わざわざ更新する手間はなくなり、完全に機械運用で済みます。
コメント
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2016年 1月 01日トラックバック:ブログは複数運営しても良い?メリット・デメリットを紹介します
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2016年 10月 05日
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2017年 8月 23日
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