TECHNIQUE

エラーが発生してメールを送信できません

送信先(受信者)のセキュリティシステムによりブロックされています

そのメール、相手にとっては迷惑メールや不達メール!?

弊社でもセキュリティシステムの都合上、以下の条件下で弊社でのメールの受信をブロックしてるため、適切な状態でメールを送信していただきたくお願いいたします。弊社ではスパムメールや迷惑メールに類似したメールは全てブロックしております。上場企業、IT企業、セキュリティ関連企業でも同様の事が言えますので、送信先によっても注意が必要と言えます。

  • 添付ファイルが大きい(受信者側の許容以上)
  • 添付ファイルが .exe ファイル
  • 添付ファイルの拡張子がない
  • 件名/本文いづれかが1バイト文字(英数字)
  • 件名/本文いづれかが空白
  • ウイルスに感染している
  • 連続送信(短時間に同一宛先への繰り返し送信)
  • 10名以上の同報送信、または連続した行為やスパムと思われてしまう行為
  • DNSBLと呼ばれるブラックリストサービス(迷惑メール対策のためのリスト・フィルタ)に登録されている
  • 送信専用アドレス(受信不可アドレス)に対してメールしている

上記の項目に1つでも該当してしまいますと、弊社ではメールの受信ができませんのでご注意ください。
個人ユースや無料のメールアドレスと異なり、企業ドメインメールの企業アカウントは、弊社に限らず情報システム部門によるチェック機能が働いているため、セキュリティが厳しくなっております。

インターネットが普及してから、個人情報漏洩、成りすまし購入、ポイント付け替えなど様々なハッキングが後を絶たない中、特に企業アカウントはセキュリティ面を強化している背景があります。

ハッキングや営業妨害の意図がなくても、例えば、大容量の印刷物の入稿ファイルや動画ファイルをメール添付するネチケット違反者が、1日に複数名いたとします。さらに受信者が数日間出張中や休暇中となれば、メールボックスは許容量を遥かに超過し、一切非のない他の方のメールの受信も阻害するなど、様々な悪影響が考えれれます。

猫も杓子もメールができる時代になった今、改めて、個人ユースとビジネスユースでルールが異なる点を覚えていきましょう。送信者側はエラー(不達メール)に気づかない事が多いので、送信先から返事がないと思ったら上記を点検し、メール添付なしで確認メールを行うだけでも、諸問題の早期解決へ繋がります。

メールの送信先が大手企業や特にデジタル系・テック系企業である場合、返信がないと思ったら公式ホームページやサポートページの指示に従い、お問い合わせフォームから正しい手順で連絡することをお勧めします。

メールでのデータ提供するなら、ファイル転送サービスを

メール添付の場合、セキュリティシステムが監視していますので、弊社の場合3MB 以上の添付ファイルをブロックしています。つきましては、3MB 以上の添付ファイルがある場合、複数回のメールに分散して送信していただくか、 CD-R へ保存してご郵送いただくか、ファイル転送サービス(オンラインストレージ)をご利用ください。メディア返却が必要な場合、返信用の封筒に宛名を事前にご記入の上同封をお願いいたします。ファイル転送サービスで3MB 以上のデータを入稿されるお客様は下記のオンラインストレージサービスまたは記事をご覧ください。

【 追記 】宅ふぁいる便、宅ふぁいる便プレミアム、宅ふぁいる便ビジネスプラスは、2019年1月のサイバー攻撃により現在サービスを停止中です。よって今後のオンラインストレージサービスは、上記をお奨めします。

エラーメールの種類と対処方法

メールを送ったあとにエラーメールが返ってきた場合(エラーメールを確認できた場合)、そのメールは相手に届いていません。エラーメールの内容を確認することで、届かなかった原因を特定することができます(弊社へ宛てたメールでは、問題のあるメールに対して、エラーメッセージの返信はございません。)

エラーメールを発行しているメール送信サーバーを調べる
メール送信に失敗したとき、「MAILER-DAEMON」もしくは「Mail Delivery Subsystem」 からメールが届くことがあります。この「MAILER-DAEMON」や「Mail Delivery Subsystem」は実在のユーザーではありません。メールサーバーが自動で送信しているメッセージです。エラーメールが届いた場合、まずはそのエラーメールがどのメール送信サーバーから発行されたか調べます。

1.エラーメールを発行したメール送信者のメールアドレスを確認
例えば、送信者のメールアドレスが「MAILER-DAEMON@example.abc.ne.jp」の場合、@の後ろの「example.abc.ne.jp」がエラーメールを発行したサーバーです。例の場合、「abc.ne.jp」のメール送信サーバーで何らかのエラーがあり、相手方のメールアドレスにメールが送信できなかったことを意味しています。 その場合は、メール送信サーバーの管理組織やプロバイダに連絡することで詳細なエラー理由が分かります。

2.エラーの理由を調べる
記述方法に決まったルールはありませんが、メールを送信できなかった理由がエラーメールに記載されています。そのうちメールのエラーコードは下記のように取り決めされています。
●400~499
一時的なエラーであり、再度メール送信すれば成功する可能性がある。
●500~599
恒久的なエラーであり、問題を解決しなければメール送信に成功しない。 上記のメールのエラーコード(数字3桁)がメール本文のどこかに記載されておりますので探してください。ただし、このエラーコードからは大まかなエラー理由しか分かりません。大抵の場合その前後に詳細理由がエラーメッセージとして記載されています。

3.エラーメールごとの対処
●User unknown
送信したメールのユーザー名・アカウント名(@より前の部分)が存在しなかった場合に送信されます。 メールアドレスの入力ミスや存在しないメールアドレスであると考えられます。

〈 対処 〉
送信したメールアドレスに誤りがないか確認してください。
特にアドレスのつづりで、“-(ハイフン)”と“_(アンダーバー)”、“1(いち)”と“l(エル)”などが間違えやすいので、ご注意ください。
誤りがない場合は、送信相手にメールアドレスの変更などがないか確認してください。
また、受信したメールに対して返信した場合は、相手のパソコンに設定された返信用アドレスが間違っていることもありますので、相手先に確認してください。
●HOST unknown
送信したメールのホスト名(@より後ろの部分)が存在しなかった場合に送信されます。
メールアドレスの入力ミスか、存在しないメールアドレスであることが考えられます。

〈 対処 〉
送信したメールアドレスに誤りがないか確認してください。
特にアドレスのつづりで、“-(ハイフン)”と“_(アンダーバー)”、“1(いち)”と“l(エル)”などが間違えやすいのでご注意ください。
誤りがない場合は、送信相手にメールアドレスの変更などがないか、確認してください。
また、受信したメールに対して返信した場合は、相手のパソコンに設定された返信用アドレスが間違っていることもありますので、相手先に確認してください。
●Message size exceeds remaining quota
送信相手のメールボックスの容量がいっぱいになっていて受信ができなくなっています。

〈 対処 〉
送信相手にメールボックスの不要なメールを削除するか、容量を増やすよう依頼してください。
●Message could not be delivered
相手先に送信を何度か試みたが送信できていません。

〈 対処 〉
送信相手に、メールサーバーの状況を、ご利用のインターネット業者に問い合わせていただくよう、お願いしてください。
●Message exceeds maximum fixed size
●this mailbox is full
●Message is too large

送信したメールのサイズ(添付ファイルのサイズ)が大きく、相手が一度に受け取れるメールの容量を超えているか、相手先のメールボックスに入りきらない状態です。

〈 対処 〉
メール容量を小さくして再送してください。容量の大きな添付ファイルは圧縮するか分割してください。もしくはファイル転送サービスをご利用ください。

あわせてご覧ください。メール送信時、メール添付時のハウツー。

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