TECHNIQUE

SEO(検索順位)に一喜一憂しないために知っておいてほしいこと

心配性な方も慌てず、近視眼的にならず、まず落ち着きましょう

検索順位に一喜一憂しない

SEO対策に一喜一憂しない事が大切です。短期的な順位変動でそれほど売り上げに変動があるとは考えられません。

しっかりとコンテンツ内部を見渡して、改善点を見つけ出す事で、売り上げアップやユーザー(ホームページ訪問者)の反応が良くなる事はよくあると思います。
様々なSEO対策の方法が世の中にあふれていますが、やはり「ユーザーの役に立つ、魅力的なコンテンツ作り」に勝るものはありません。

SEOは日々変化するものなので、1位を圧倒的に独占しているのでない限り毎日順位が変わらないということはなかなかありません。毎日順位をチェックすると、ちょこちょこ順位が変動します。

その変動で順位が少しでも上がれば喜んで、下がれば「昨日は5位だったのに8位になってしまった…!」と、日々の順位変動で焦ったりしていませんか?日々の順位変動で一喜一憂していたら、検索エンジンに振り回されていることになり、本来の目的(売り上げアップや良質な情報配信など)を疎かにしてしまい、ホームページ運営も疲れてしまいます。

検索順位は常にチェックすべきなのか?

有効なキーワードがはっきりしている場合は、ホームページ改善のポイントが見えてくるので、順位のチェックはすべきだと思います。

非常に絞られた地域がターゲットとなる場合、販売商品にとって有効なキーワードがはっきりしている場合などがこれに当てはまると思います。ただ、先にも書きましたが、順位は頻繁に変化するものなので、常に神経を張り巡らせておかなくても良いと思います。

ランキングが一時的にダウンしたとしても、Google のペナルティーを受け「検索結果から削除された」ではない限り、慌てる必要はないと思います。SEOは「検索順位が全て」という考え方も多いと思いますが、アクセス解析を見れば違う可能性が見えてくると思いますし、順位が全てではありません。もちろん、検索順位が上位であるに越したことはありません。検索キーワードの順位を把握しておくのは、良いことだと思います。

しかし、下がったり上がったりと常に変化する目先の順位に一喜一憂していたら、本来の目的を見失ってしまいます。

ユーザー本位のホームページ運営を

SEOの本当の目的というのは上位表示を果たし、アクセスを集めたときにアクセスしてくれた人がホームページを見て問い合わせしてくれたり、商品を購入してくれる・・・など、何らかのアクションを起こしてもらうことです。

いくら検索順位がよくても、そこから何の問い合わせや売り上げがなかったら全然意味がありません。毎日順位を気にしているよりは、ホームページ内の文章や情報の伝え方を見直したり、コンテンツを充実したりして、ユーザーにとっても有益なホームページ作りをした方が、間違いなく成果につながります。

順位やアクセスが上がってきているのに問い合わせがない、などの場合は、客観的にそのキーワードで検索してきた人の気持ちになって、どういう情報なら嬉しいのか、問い合わせるか、登録するか、買うかなど、改めて見つめなおす必要もあるかもしれません。「ユーザーの役に立つ、魅力的なコンテンツ作り」が結果的にSEOにも役立つようになります。

パンダアップデート、ペンギンアップデート対策

Googleに評価してもらうには、ユーザーに有益なコンテンツ作りをしていればいいのですが、それでも不定期に行われる、パンダアップデート、ペンギンアップデートにより、ホームページの検索順位が一時的に低下、または乱上下している時があります。

大手などホームページ運営の歴史のある上位組ほど、その影響を受けているのを見受けます。しかし時間の問題で、きちんとした運営をしているホームページはすぐ上位に戻ってきています。つまり、価値のないホームページやSEO過剰なホームページは、そのまま圏外となり、価値のあるホームページは間もなく元の順位に戻ります。と言えるでしょう。

コンテンツ作りさえしっかりやっていけば正しい評価を得られるのですが、こうしたアップデートで順位が低下してしまうのは絶対に困る!1日でも早い首位奪還が急務!という場合は、パンダアップデート、ペンギンアップデート、Google のアルゴリズムのタイムリーな対策が必要になります。

ページランク(PR)に注目

SEO対策・SEM対策を行う上で、“ ×××しておけば大丈夫 ”という単純明快な手法はひとつもありません。
もし15年以上前に流行った“ Keyword と Description タグが重要 ”という手法が現在も有効だとしたら、昨日今日開設したホームページが堂々1位を飾ることも容易になってしまいます。

また、Googleの検索結果が激しく変動している時期を時々見かけます。いわゆる「グーグルのご乱心」です。

Googleはロボットです(時々人為が及びますが)。「神」ではありませんので、ある時期になると検索順位を乱上下したりミスもします。Google Maps を検索順位に登場させたり、させなかったり、試行錯誤したりもします。しかしGoogleは極めて利口なロボットなので、そのうち落ち着きを取り戻しますのでご安心ください。

Google の策定しているページランク(PR)もまた、5年ほど前から絶対的存在ではなくなってきました。激戦区のビックキーワードの検索結果でも、ページランク(PR)1~3が1位になっている場合が多々あります。ただし、このページランク(PR)はそのホームページの客観的評価として、重要な要素になる事に変わりはないので、検索順位に一喜一憂する必要はありませんが、ページランク(PR)の変動には注目すべきです。

ページランク(PR)は近年下げる傾向がありますので、上昇するのはなかなか困難になってきました。Yahoo!(アメリカ)やホワイトハウス(アメリカ)レベルの超ビッグネーム&ドメイン世界最高齢でも、下げる時は下げます。

検索順位に関連した話

・Google のウェブマスター向けガイドラインに違反してランキングが下がった場合
・違反して検索エンジン(インデックス)から削除された場合
・逆に違反していないのにランキングが下がっり削除されたと思われる場合

などの場合は、ホームページの再審査リクエストを行うことができます。もしそういったトラブルが起こった場合は、ホームページの問題点を修復し、今後違反しないことも含め Google へ再審査リクエストを送ると良いと思います。

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