TECHNIQUE

ホームページでWordPressを採用する時、運用する時の注意点

WordPress を採用する時、運用する時、知っておきたい最低限のポイント

ホームページ、ブログ、どちらへ採用してもOK

ホームページ全体に対してWordPressを導入し、ブログ感覚で運用することができます。近年、このケースのお客様が増えています。または、ホームページ内部(ひとつのコーナーの位置づけ)として、ブログを導入するケースもあります。

前者は全てのページをお客様が編集・更新できるため、即時性と経済性のメリットがあります。後者は、デザインの品質やブランド力を重視し、ホームページはプロのデザイナーへ委託し、お知らせやキャンペーン情報など文章中心の情報発信のみブログを通じて、自社更新を行う、作業分担を目的とした運用です。

カテゴリー

記事の性質を示すカテゴリー(コーナー)名を分類し、登録しておきましょう。この分類は、ホームページ全体の大項目中項目となります。例えば「サービス」「キャンペーン」「サポート」「よくあるご質問」などが有効です。スラッグを設定すると更に良いでしょう。

スラッグ は URL に適した形式の名前です。通常はすべて半角小文字で、英数字とハイフンのみを使用できます。大項目中項目は、URL として Google やブラウザが正確に認識できる状態にする事が望ましいです。

タグクラウド

記事中に登場する重要なキーワードを登録しておきましょう。カテゴリーと重複するのは無意味です。あくまでカテゴリーとは異なるキーワードをお奨めいたします。例えば「商品名」「店名」「地域名」などが有効です。特にスラッグを設定する必要はございません。

お知らせ(またはニュース)

弊社ホームページをご利用のお客様は、通常の記事投稿とは別に「お知らせ(またはニュース)」欄のコーナーがございます。例えば、コンテンツ以外の「夏季休業」や「年末年始休業」の情報配信にご利用ください。(一部のホームページを除く)

必ずしも使い分けが必須という訳ではございませんので、通常の記事投稿でも問題ございません。その場合は「お知らせ」同様のカテゴライズを行っているとユーザーに対して親切です。

アイキャッチ画像(サムネイル)

アイキャッチ画像(サムネイル)があるとクリック率は高くなります。弊社ホームページをご利用のお客様は、記事中の最初に掲載した写真が自動的にアイキャッチ画像として適用されます。意図してキャプチャ画像を選択したい場合は、メディアライブラリよりお選びください。ホームページやテーマの設計によってはアイキャッチ画像(サムネイル)がない場合もございます。

記事の内容

例えば、デザイン事務所やホームページ制作会社と言われている弊社ホームページの中身が、食べ歩き日記旅行日記趣味が中心だったらどうでしょうか?

弊社へお問い合わせくださいましたか?
弊社へご注文くださいましたか?

弊社がデザイン、IT、教育の専門家だということが弊社ホームページ上で確認できたから、お取引できたのだと思います。

弊社ホームページへ求めていた情報は、恐らく弊社フタッフのプライベートな情報ではなく、専門性の有無や取引してもよさそうな信頼性を感じる事ができるかという事だと思います。

デザイン事務所の発信するコンテンツが食べ物や買い物ばかりだったら、きっと現在のお付き合いは生まれていなかったのではないでしょうか?

それではこの事をお客様のホームページに置き換えてください。
お客様が取り扱う商品知識や商品紹介をメインターゲットユーザーへ配信しアプローチするのが、「広告」や「マーケティング」です。リアル店舗による対面販売においても、まずはオフィシャルな情報提供から始めるのが適切で、プライベートなお話があるとしたら、それはユーザーとの距離が近くなってからですよね。

ユーザーはお客様の趣味やプライベートのお話から始めたい(閲覧したい)のではありませんので、コンテンツの主従関係は重要になってまいります。

プライベートな利用目的で象徴される「見て見てアピール」や「いいね!収集」などの「承認欲求」については、SNS をご活用いただき、ビジネスとプライベートを使い分けてください。例えば FacebookInstagramTwitter はプライベートのコミュニケーションに最適で優れたツールです。ホームページ+SNSバランスの良い公私の切り替えや両立が上手なインターネットの活用だと言えます。

なお弊社では、弊社スタッフのプライベートの記事は、プライベート用ブログ「ももいろぱんぷきん♪」上に投稿し、ビジネス用のホームページと分別しております。

マニュアル

WordPress の魅力のひとつは動画マニュアルが豊富なことです。テキストやフォーラムによる学習が苦手な方も動画マニュアルなら一目瞭然。YouTube で WordPress を検索してみてください。弊社のお客様は、弊社オリジナルの WordPress 運用マニュアル(社外秘)で詳細をご確認いただけます。よりマーケティングに強い、SEO に強いホームページやブログの運用を心掛けていただければ幸いです。

セキュリティ

グローバルスタンダードになった WordPress は Windows やスマートフォン同様にセキュリティ上最も狙われやすい危険なプラットフォームと言っても過言ではありません。IP アドレス制限BASIC 認証セキュリティ対策プラグインなど、2重、3重のセキュリティ対策が望ましいところです。

弊社のお客様におかれましては、安全にホームページ並びにWordPressを運用いただける対策を行っております。詳細は定期的に配信しているご案内メール(メールマガジン)をご覧になってください。

デザインのリニューアル

円滑かつ安価に移行できるのがWordPressの大きなメリットのひとつです。時流やプラットフォームの変革にあわせて柔軟に対応できます。またお客様のビジネスの成長スピードにあわせて積極的にマイナーチェンジメジャーチェンジを重ねていけるのが理想的です。

お問い合わせフォーム

お問い合わせフォームのプラグインひとつで、いくつでも用途に分けてフォームを設置できるのが、WordPressのメリットのひとつと言えます。ホームページのアドレス(URL)以外のドメインのメールアドレスからの自動返信が行えないので、初期設定や運用時には注意が必要です。メールアドレスをそのままホームページへ掲載するのだけは止めてください。世界中の悪意ある人たちやロボットに対して、そのメールアドレスへウイルスを送ってくださいと言っているようなものです。メールアドレスをホームページへ掲載する場合、安全性を考慮し古くは画像化したり、近年では暗号化するなどして、必ずセキュリティ対策しましょう。

定期的に配信する情報やコンテンツがないお客様には

お客様が自ら、急遽発信したい事態に備え、ホームページの制作には、初期費用やデザインリニューアル費用の安価な WordPress の採用が望ましいです。

もし、WordPressやブログ形式による運用が必要ない場合は、セキュリティ対策やアップデートの心配のないHTML5レスポンシブデザインのホームページ制作をお奨めいたします。

ホームページを公開すると

しばらくすると第1段階の目安となる、ホームページ制作ネットショップ制作SEO対策広告代理店フリーペーパーなど各方面の業者から営業の電話やメールがあります。これらの業者から営業があったということは、インターネット上で検索され始めたということになります。しかし、それは Google にインデックスされただけの事でインターネットにおける商圏とも言える検索結果が上位にランクインしたわけではございません。

次にこれが第2段階の目安となるテレビラジオ新聞などマスコミ各社からの営業や取材があります。ここは費用負担がない提案なら乗ってみるのが得策です。弊社も度々マスコミ各社にお世話になっております。

そして最後に、第3段階=ゴールとなるターゲットユーザーからの問い合わせや来店が増え始めます。しかしゴールへ到達するには、ホームページ公開後もホームページを積極的に更新し有益な情報配信を行い、検索エンジンの検索結果が上位にランクインする必要がございます。SEO対策リスティング広告の広告出稿など資本力勝負で短期間に集客する方法もありますが、資本力にモノを言わせなくても、山梨県内における個人や中小企業のお客様には、小資本(ローコスト)で十分有利に戦えるホームページの運用をお奨めしております。

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