TECHNIQUE
11.252013
ネットショップ・通信販売・ECの開店に必要な基礎知識
ネットショップ開設前の基礎知識
ネットショップを始めたいと思っているんだけど何をするの?WEBの知識は必要?など初めて始めることは分からないことだらけ。そんな人のためにネットショップ作成の主な作業をまとめてみました。
ネットショップを始めるにあたって
●PCに接続環境を設定する
●ショップ運営に必要なパソコンの操作を覚える
●プロバイダ、レンタルサーバ会社と契約する ⇒ 自分でやるか業者に依頼
●ホームページを作成する
●ショップの開設・運営
●広告・宣伝
などなど・・・細かい部分は省略しましたが、それでもかなりの準備が必要になります。
自分で全ての作業をやる場合はお金がかからない代わりに多くの時間がかかります。初心者の方がこれをすべてやるなら数ヵ月以上はかかると思います。もしかしたら挫折なんてことも・・・
この一覧を見ると、自分でできることもたくさんあります。他のショップを参考にして、見習って作っていくこともできるでしょう。
ただ、やはりネットショップにばかり時間を使っていられない人も多いと思います、この中から自分でやること、業者に依頼することなどを分けて考え、を作り上げていくのが良いでしょう。
ネットショップ制作を外注する
例えば、原稿以外の制作やデザインに関しては外注するといった方法です。ホームページやネットショップのデザインなら、ホームページのチカラというビジネスユーザー向けのサービスがあります。
業界最大規模のデザインテンプレートの中から、業種に合ったものを選ぶことができます。テンプレート(雛形)とは言っても、写真も色も固定されていて変更ができないテンプレートとは違いプロのデザイナーがそのデザインを基にカスタマイズして、お客様の要望に対応してくれます。同じテンプレートから制作してもお客様だけのオリジナリティを打ち出した、ネットショップを始めることができます。
また、社内にデザイナーやカメラマンなど、ネットショップの運営に欠かすことのできない担当者がいない場合、または初めてネットショップや通販事業で何をどうしたらいいのか困っている方には、プロのコンサルタントに丸投げできるサービスがあります。
ネットショップの種類
上記で紹介したように、ネットショップの開設にはかなりの準備が必要になります。しかし、その方法や手順もどのサービスを利用するのかによって多少違ってきます。準備を始めてから、あれがない、これがないなど混乱しないためにも、WEBにあるネットショップのサービスがどのようなものなのか、きちんと知っておきましょう。
インターネット上に存在するWEBサイトにはネットショップが数々存在します。ネットショップの種類としては、ASP型独自ネットショップ、ショッピングモール型ネットショップ、ドロップシッピング型ネットショップ、アフィリエイト型ネットショップがあります。
ASP型独自ネットショップ
ASP型独自ネットショップとは、自分が用意したドメイン等で、ネットショップのシステム(買い物かごなどの機能)をレンタルして開業するネットショップです。
◎メリット
●売り上げロイヤリティがない
ショッピングモール(楽天市場・Yahoo!ショッピングなど)の場合、通常売り上げの数%をモールのロイヤリティ(手数料)として支払わなければなりません。一方独自ショップの場合、このロイヤリティが存在しないので、比較的利益率の低い商品であっても商品展開が可能です。
●自由度が高い
ショッピングモールの場合、外部リンクへの禁止など、様々な規制がありますがこういった規制はありません。また、自前のショップなので、自由度があり、好きにカスタマイズできます。
楽天やYahooショッピングなどは、それぞれのモールが決めたルールに従う必要があるほか、最終的な権利はほとんどモール側にあります。一方の独自ショップの場合では、ドメインは自分のもので、ルール自体も法に反しなければ自由に決めることができます。
◎デメリット
●ショッピングモールのような集客力がない
ショッピングモール出店の場合、もともとあるモールの集客力を利用することができますが、独自ショップの場合はゼロから集客せねばなりません。主には検索エンジンからの集客が重要になりますが、SEO対策などをしっかりとする必要があります。そのSEO対策も効果が出るまでには時間が必要です。
●モールならではのメリットを享受できない
ショッピングモールの場合、モール内ならどこでも使えるポイントなどがあり、販促対策もしやすいのですが、独自ショップの場合そのような共同イベントなどが行いにくいです。
ショップサーブ
MakeShop
Color me shop pro
ショッピングモール型ネットショップ
ショッピングモール型ネットショップとは、既に用意されているショッピングモールに出店する形で開業するネットショップです。現在、ネットにおけるショッピングモールでは以下2つがとても有名で、存在感の高いモールとなっています。
◎メリット
●集客力が高い
●販促対策しやすい
ショッピングモール共通のポイントやイベントなどがあるので販促活動がしやすい。
◎デメリット
●競合が多い既成商品(一般的な市販品)
ショッピングモールは商品名で検索をすれば価格比較が容易にできます(1円単位で比較されてしまう)。競合が多い既成商品の場合、商品の質はどれも同じなので競合よりも価格面で訴求する必要があります。競合に勝てる価格力やサービスを提供、維持できればそれなりの売り上げが見込めます。
ドロップシッピング型ネットショップ
ドロップシッピング型ネットショップとは、自社で商品在庫は持たずに販売のみを行なう代理店形式の新しい形のネットショップです。
自分で商品を仕入れるのと比較すると極めてリスクが小さくなります。そのため、取り扱いをする商品が決まっていないけどとりあえずネットショップを始めたいというのであればこうした形ではじめてみるてもいいと思います。最初からビジネスライクにしなくても、小売や通販の基礎知識や商習慣を学ぶ、よい経験になると思います。
アフィリエイトとは異なりますが、アフィリエイト感覚で、ノーリスク・ローリターンを実現した気軽に始められるネットショップ開業手段です。
アフィリエイト型ネットショップ
アフィリエイト型ネットショップとは自社サイトで商材・在庫を持たずに、商材は別のサイトが販売しているものを広告することをいいます。例えば、Amazonへのリンクを貼り、その紹介料を報酬とするタイプがあります。ショッピングカートなどは持たずに、その商品へのページに誘導します。
まさにアフィリエイトなので、広告宣伝するサイトやブログさえ用意すれば、その日からでも簡単に、基本的には初期費用一切なし(完全無料)ではじめられます。商材を探す上でメジャーなのは、Amazonや楽天市場のアフィリエイトです。Amazonや楽天で扱っている商品を紹介して、紹介リンク経由でその商品が売れた場合、売上の一定額を受け取ることができます。
まず、どんな商品を販売するのか、その商材の利益率はどの程度かなど、運営したいネットショップのコンセプトに合った商品を探してみましょう。店員並みに商品知識や深い専門知識があれば、その分野に特化した商品構成にすると、お客様の指示を得ることができるでしょう。
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