TECHNIQUE
9.262014
WEBデザイナーなら押さえておきたい基礎知識
これからWEBの制作を始めるという方、WEB制作の基本は分かっていますか?
「ホームページはデザインがすべて」「多少コーディングが適当でも大丈夫」なんて思っていませんか?
ホームページには情報を適格に発信し、ターゲットとしているユーザーにその情報を届けましょう。ユーザーが必要な情報にたどり着けなくてはそのホームページは実力を発揮しているとは言えません。
正しいWEB制作の基礎を身に付け、ターゲットユーザーまでアピールできるような有効なホームページを作りましょう。
見出しについて
もし、目次の内容と順番があっていない小説があったら読む気がおきませんよね?
WEBも同様に見出しを付け、順番通りに記載していく必要があります。
見出し(Heading)要素 h1
・ページ内にH1は一つだけ必ず指定
・H2の下の見出しはH3とし飛ばさずに指定
HTMLではh1~h6までの見出しが用意されています。
h1タグはホームページの一番最初に表示し、h2タグを大見出し、h3タグを中見出し、h4タグを小見出しといった具合に使用していきます。
情報収集
・このサイトを訪れる人はどんな情報を求めているか考える
・求めているものを提供できるようなページ作りをする
ホームページをなんとなく作っていってしまってはいけません。
このホームページを見るであろうターゲットユーザーのことを考えそのユーザーにとって魅力を感じるようなページ作りをしてください。
ページタイトル
・ページを客観的に評価する言葉
もし新商品を開発するとして、商品の売り上げにダイレクトに反映するものがあります。
それが「商品名」です。
覚えやすく、大衆受けがいい「商品名」がつけられればその新商品はヒット商品になるかもしれません。
ホームページも同様です。
コーディング順序
・まず構造の指定、その後にスタイルの指定
HTMLを正しく表記し、その後にスタイルシートで効果的なスタイルを指定し、魅力的なページに仕上げます。
リンクの貼り方
・ページとページをつなぐ
リンク切れなどがないように気を付けましょう。
もし新しいページを作ったとしてそこへのリンクが切れていたらそのページは誰も見ることができません。
ページを見やすくする
・改行を使う
・行間をあける 本文なら1.5em程度
コンテンツ内の文章を読みやすい大きさ、行間を指定します。
初めての訪問者を引きつける
・内容を見るか、ページを去るかは平均3~5秒で判断される
・サイトの目的が一目で分かる紹介文
・サブページのタイトルは興味をひくものにする
・まめに更新されていることがすぐ分かる
ページを見てくれたユーザーが一瞬で「自分にとって有益かどうか」どうかわかるようにアピールをします。
もちろんページが去年の情報で止まっていたらユーザーは「このホームページは更新されていない、古い情報しか掲載されていない」となり、興味・信用を失ってしまいます。
再び見たいと思うページを作る(お気に入り、ブックマークに登録したい)
・見たいと思う情報がたくさんあり一度で見きれない
・得たい情報が追加される可能性がありそう
・まめに更新されている
・使いやすく見やすい
・他のページにはない独自性がある
リピーターになってくれるユーザーを増やすためには魅力的なページ作りが必要になってきます。
「オリジナリティがある」「便利である」といった情報を工夫して掲載しましょう。
キーワード
・出現頻度
・出現位置
・近接度
ホームページの本文中にターゲットユーザーが求めている「キーワード」を意識的に組み込みます。
あまり不自然にならによう、自然に組み込みましょう。
リンクポピュラリティー
検索エンジンにおいて人気のあるホームページほど上位に表示するようになっています。
ユーザーにとって「このページは重要だ」と思われるページ作りが必要になってきます。
対象となるキーワードの選定
・3個程度
・広範囲過ぎず、マニアック過ぎない
例えばレストランのホームページを作ったとします。
ですのでキーワードに「レストラン」と設定します。
しかし、「レストラン」だけではライバルが多すぎてせっかく作ったホームページを誰にも見てもらえません。
そこで「レストラン 地域名」とキーワードを設定します。
地域名を足すことで範囲がそのレストランのある地域だけの情報に絞り込めます。
また、「レストラン 地域名 和風」など料理のジャンル等を足すことによってより情報を絞り込むことができ、ユーザーがページを見てくれる可能性もぐっと上がります。
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。