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互換機能パックで「.docx」「.xlsx」を旧Officeで開く方法

旧Officeでも互換機能パックで「.docx」「.xlsx」を読み書きできる

WordやExcelを使っていて「互換機能パックをダウンロードしますか?」といったメッセージが出たことはありませんか?

例えば、Word2007、2010、2013で「.docx」の拡張子で保存されたデータをWord2000や2003などの古いバージョンで開こうとすると起きます。Word2007以前のバージョンでは拡張子「.docx」(Excelの場合は「.xlsx」)を読み込めないためです。

でもこのままでは自分が使っている旧バージョンのWordやExcelでは新しいデータが読み込めないのでは?と心配になりますが、旧バージョンのExcelやWordに「Office互換機能パック」をインストールすると、「Office 2007、2010、2013」のデータを開けるようになり、以前のバージョンのExcelやWordで編集や保存を行うことができます。

Office XP/2003では、互換機能パックを導入すると「名前を付けて保存」ダイアログの「ファイルの種類」で、例えば「Excel 2007ブック(*.xlsx)」などの項目が選択でき、直接2007形式で保存できます。この機能を使うことにより、旧バージョンのWordやExcelを使っていてもわざわざ新しいバージョンのソフトに買い換える必要がありません。

互換機能パック インストールの前提条件 (2014年1月21日追記)

Office 互換機能パックをインストールする前に、コンピューターに必要なすべての更新プログラムを確認します。互換機能パックをインストールする準備ができていることを確認するには、Office のバージョンに応じて、次の情報を確認します。

 

Office 2003

Office 2003、Office 2003 SP3 をインストールしてください。Office 2003 SP3 をダウンロードするには、次のマイクロソフト web サイトに移動します。

Office 2003 SP3

これらの更新プログラムが、Office 2003 にインストールされているか確認するには、実行しているオペレーティングシステムの手順を実行します。

Windows 7、Windows Server 2008 および Windows Vista の場合

1. [スタート] ボタン、[コントロール パネル] をクリックし、[プログラムのアンインストール] をクリックします。

2. インストールされているアプリケーションの一覧で、Office XP 製品を探します。

3. [整理] をクリックします。レイアウトを [詳細ウィンドウ] をクリックします。

4. アプリケーション一覧で、Office 2003 製品を検索し、
Office 2003 Service Pack 3 (SP3): MAINSP3 が Office 2003 インストールの更新プログラムの一覧にあることを確認します。

Windows XP の場合

1. [スタート] ボタン、[コントロール パネル] をクリックし、[プログラム追加と削除] をクリックします。

2. 右側にある[プログラムの削除と変更をクリックします。

3. 更新プログラムの表示] チェック ボックスを選択します。

4. インストールされているプログラムの一覧で、Microsoft Office 2003年製品を探します。

5. Office 2003 Service Pack 3 (SP3): MAINSP3 が、Office 2003 製品用の更新プログラムの一覧に表示されているか確認します。

 

Office XP

Office XP では、Office XP SP3 をインストールする必要があります。
Office XP SP3 をダウンロードするには、次のマイクロソフト web サイトを参照してください。
Office XP SP3
これらの更新プログラムが Office XP にインストールされているか確認するには、実行しているオペレーティングシステムの手順を実行します。

Windows 7、Windows Server 2008 および Windows Vista の場合

1. [スタート] ボタン、[コントロール パネル] をクリックし、[プログラムのアンインストール] をクリックします。

2. インストールされているアプリケーションの一覧で、Office XP 製品を探します。

3. [整理] をクリックします。レイアウトを [詳細ウィンドウ] をクリックします。

4. インストールされているバージョンが 10.0.6626.0 以降であることを確認します。これには、アンインストールまたは変更するプログラムウィンドウの下部にある情報を表示します。このバージョン番号は、Office XP SP3 がインストールされていることを示します。

Windows XP の場合

1. [スタート] ボタン、[コントロール パネル] をクリックし、[プログラム追加と削除] をクリックします。

2. 右側にある[プログラムの削除と変更をクリックします。

3. 更新プログラムの表示] チェック ボックスを選択します。

4. インストールされているプログラムの一覧で、Microsoft Office XP 製品を探します。

5. 示されているバージョンが 10.0.6626.0 またはそれ以降のバージョンであることを確認し、[サポート情報] ダイアログボックスを閉じます。

どこからダウンロードできるの?

Windowsの更新が更新ができたら互換機能パックをインストールしましょう。インターネットで「互換機能パック」と検索します。すると一番上にMicrosoft Office 互換機能パックと出てきます。以下のサイトで「FileFormatConverters.exe」をダウンロードして下さい。

Word/Excel/PowerPoint 用 Microsoft Office 互換機能パック

適用方法

ダウンロードしたFileFormatConverters.exeを開きます。すると以下のような画面が出ます。

互換機能パックを使って読み書きしよう

実行を押しましょう。規約に同意をしたらインストールの開始です。

互換機能パックを使って読み書きしよう

インストール完了の画面が出たら作業は終了です。インストールが終了した後に開けなかったファイルを開いてみると自動で変換されてデータが読み込めるようになります。

互換機能パックを使って読み書きしよう

このように「ファイルを変換中」と出れば問題ありません。互換機能パックを使い、より快適な環境づくりをし、ビジネスをより効率よく行いましょう。

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